猫を飼っている人におすすめ度★★★★★
ジャンル：エッセイ 読みやすさ◎
 | 価格:1,320円 |
この本は、猫好きは絶対に読んではいけない （表紙帯の推薦文より）
猫マスターという職業を兼ねる作曲家、響介さんのエッセイ本。
「うちの猫が可愛い、いや、世界一可愛い。そして君たちがいると自分はものすごく幸せ」という飼い主の愛があふれ出る一冊。
普段あまりしないのですが、ジャケ買い、というかタイトル買いしてしまいました。
表紙の「絶対猫飼ってるやん！絶対この表紙の子飼い猫やん！」感。
もう、思った通り飼い猫（＆実家猫）に対する愛が紙面からあふれまくっています。なんせ、冒頭の登場猫紹介のページからして全部の子に「世界一可愛い」がつくんだもの。そうなんです。「うちの子」は世界一可愛いんです。
そして猫飼いさんなら「そうそう！」といってしまうエピソード。
たとえば「１１の理由」のひとつ、「布団でまともに眠ることはできない」
これは猫様が人間の寝床のまんなかを陣取ってしまうので端っこを失礼して使わせていただくことになるのですが、「そうなんだよねえ～うふふ」と頬を緩ませながら読んでしまいます。
ちなみにわたしも猫を飼っていて、同僚に猫の話をするときに「うちの世界一可愛い〇〇ちゃんがさあ」と話し始めて「ｱｰﾊｲﾊｲ」な扱いを受けているのですが、わたしは間違っていなかったのだとこの本を読んで確信できました。
猫を飼っている人は、当然「うちの猫」が一番可愛いんですけど、たぶん全員ほかの猫の日常も知りたいんですよね。大変ニヤニヤしながら読ませていただきました。猫飼いさんにはとてもおすすめです。
ちなみに
この本の売り上げの一部は保護猫シェルターに寄付されるそうです。
わたしはこの本を買うまで著者の響介さんを存知あげなかったのですが、ブログやTwitterもとても微笑ましくて面白いのでぜひ見に行ってみてください。
おわり。
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